【不食】森美智代さん『「食べない」生き方』の内容を詳しく紹介! 【要約】

2020年2月26日

森美智代 食べない生き方

この記事は不食・少食に関する書籍、森美智代さんの『食べない生き方』(サンマーク出版)の内容を簡単にまとめたものです。

ポイント
  • 食べないで生きていくこと、少食で生きていくことに関心のある方にオススメ。
  • 本の概要を知りたい方向けに2000字~3000字程度にまとめました。

どんな本なの?

・鍼灸師の森美智代さんによる不食本。(2013年著)。
・難病の治療法として少食や断食を経験し、病気を克服するなかで青汁1杯だけで生きられるようになった森さん。
・不食者の体質や少食の経験などを語りつつ「食生活を変えれば、人生が変わる」という食の捉え方を根本から変えてくれる一冊。

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■この記事の内容は?■

食べない生き方

≪書籍の要約について≫

常体・敬体は本文に従っています。

記事内の見出しには独自のものを設定する場合があります。

できる限り本文と同じ語を用いて要約しています。

プロローグ(序文)

私は一日一食、それも青汁一杯だけ(およそ50kcal)の食生活を17年ほどずっと続けています。

ケール・ハクサイ・フダンソウ・チンゲンサイ・セロリなどからつくる青汁と、整腸剤やビタミンCなどのサプリメント、そして水などを除いては一切口にしていません。

健康のためには肉や魚をバランスよく食べなければならないとか、一日1500kcal必要だとか、食に関する常識はいったん忘れていただかなくては私の話は受け入れられないでしょう。

私がこのような食生活に至ったのは、20代のときに脊髄小脳変性症を患った時に断食や生菜食によって快復した際の闘病体験に基づいています。

私が本書で素朴な思いからお伝えしたいのは「現在の食生活を見直しましょう」ということ。シンプルに聞こえるかもしれませんが、深い意味が込められています。食べ方は生き方と深くかかわっており、食生活の改善が人生の改善につながるからです。

とは言え、私のような一日青汁一杯の食生活を無理に勧めるつもりはありません。皆さんの"少食への扉"を開くきっかけになることを願いながら、少食の進め方ついても述べてみたいと思います。

難病を克服して鍼灸師に(1章冒頭)

私は大阪の郊外に、治療院を開いて20年になる鍼灸師です。治療してきた患者さんは延べ5万人ほどでしょうか。私の治療院に来る方は、ガンや難病(筋ジストロフィー・パーキンソン病など)、またうつ病や神経症のような重い病気を持った方が多くお見えになります。

私自身も20代のころ脊髄小脳変性症に罹り、医師から死の宣告を受けてから、断食と生菜食による徹底した食事療法の結果、長い年月をかけて病気を克服してきた経緯があります。

多くの医師がさじをなげてしまうなか、大阪の八尾市の医師・甲田光雄先生だけは「治るよ」といってくださり、その言葉に一縷の望みを託し、ついていくことにしました。

難病の克服はなぜ可能だったか?(1章~2章)

甲田療法では断食・少食・生玄米菜食の食事療法を行いますが、甲田先生の診断を受けて4年もすると病状は快方に向かって安定し、健康を取り戻すことができました。決して楽な道ではありませんでしたし、症状を抑えるためにも少食の実践を続けなければなりませんでした。

ここの入院患者は東洋思想をルーツに持つ断食・生菜食を中心とした超小食の食事療法と、西式の運動療法の二本立てで、経過を見ていくことになります(西式甲田療法)。

食事の面ではホウレンソウ、キャベツなどの季節の葉野菜を使った青汁と、ニンジンなどの根菜のすりおろしや、玄米粉、豆腐などを症状に合わせて組み立てます。運動の面では背骨のゆがみを矯正する金魚運動、毛細血管の流れを活発にする毛管運動などを行いました。

私の場合は24日間のすまし汁断食のあと、大量の宿便が出て症状が大きく好転しました。それをさかいにぐんぐんと回復へ向かっていったのです。甲田療法では、宿便を病気の原因とみることが多いため、断食や少食を通して宿便を排泄し、体内環境を変えていきます。

青汁一杯で生きられる体のメカニズム(3章)

人類は有史以来飢えに耐えてきたので、体内のブドウ糖が尽きれば脂肪やたんぱく質をエネルギーに変えるなどのシステムなど、空腹に耐えうる機能をいくつも備えているのです。

多くの医学博士や研究者の方たちが私の体質を科学的に調べてくださいました。腸内細菌の研究をしている理化学研究所の辨野義己(べんのよしみ)さんによれば、私のお腹には有用な腸内細菌が何倍もあり、クロストリジウムなどの特殊な細菌も生息しているようです。

また1989年(当時の大阪市立大学助教授の)奥田豊子先生は、甲田医院の生菜食実践者の身体データをまとめました。甲田医院の菜食・少食実行者は、通常排泄されるはずの尿素窒素を体内で栄養として再利用していることがこのとき判明しました。

2000年に順天堂大学病院の佐藤裕之先生らに、内臓や血液などの検査をしていただいた時には、尿検査では通常みられないケトン体がたくさん出ていることがわかりました。基礎代謝量は同年代の女性のマイナス43%なので、人の適応力・可能性には驚くべきものがあります。

さらに京都のルイ・パストゥール医学研究センターの岸田綱太郎先生が、私と一緒に少食・生菜食を実行しているグループも併せて、免疫物質インターフェロンαの血中濃度を調べてくれました。

生菜食実行者はこの血中濃度が通常食の人の4倍高いことが判明。言い換えれば食べないほど免疫力が上がるということで、現代の医学・栄養学の常識を大きく覆すことになりました。

少食の進め方(5章)

少食生活を始めるにあたってせかっちは禁物。焦らずゆっくり取り組んでいくのがいいでしょう。昨日まで飽食していたのに、今日から一日に一食減らすとか腹7分目にするなど、急に厳しい状況に追い込むのは良策ではありません。

間食をやめたり、食事の質を良いものに変えていきながら少食生活を進めていきます。例えば、白米を玄米に変えてみる。肉をやめて魚にする。食事に青汁をプラスするなどからトライしていきます。

それができたら、魚もやめて豆腐だけにするなど、以前の食事との落差がないよう徐々に進めていくのがコツです。例えば、人によっては、1年ごとに毎日の摂取カロリーを100kcalずつ減らしていくという方針もあり。

これなら一日茶碗半分くらいの量ですから、減食したかどうか本人にもわからないほど。これが10年続けば一日1000kcalも減食していることになります。このようにゆっくり進めていくことで、失敗も少なくなるでしょう。

不食と心の浄化(5章~)

断食や少食をすると、身体が軽くなったり、頭がクリアになる、記憶力もよくなり、睡眠時間も短くて済むなど、精神的な変化が起こる中で考えもしなかったような変化も生じてきます。

たとえば何に対しても感謝の気持ちが湧いてきて、当たり前だと思っていたことがほんとうは何も当たり前ではなかったのだと気づかされます。呼吸できること、水が飲めること、家族があること、身の回りのもの、ひとつひとつに感謝の気持ちでいっぱいになるのです。

私は青汁以外のものを口にすることはもはやありません。人から「食べられない人生はつまらなくないですか」と訊かれることもありますが、そのときはいつもこう答えるようにしています。

食べる楽しみはなくしたけれど、生きる愉しみをみつけました、と。

この少食の素晴らしさが伝わりますように、祈りを込めて、ひとまず筆をおくことにします。

以上、『食べない生き方』の要約記事でした!

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