【聖書】引き寄せでよく引用される一節をご紹介!【引き寄せの法則】

2019年2月23日

引き寄せでは、聖書が引用されることがよくありますが、なぜだか知っていますか?

それはキリスト教ベースの"ニューソート"が源流だから。19世紀末に始まって現在の引き寄せに至るまでの長い歴史の中で。キリスト教の聖書は願望実現の観点から再解釈され、ときにはその根拠として説明されることもあるほど。

そして実際にやってみるとわかるのですが、聖書の一節を通して引き寄せの法則を理解していくプロセスは、意外に奥深くて楽しいものです。

そこで今回は、引き寄せの法則に関して引用されやすい聖書の一節をご紹介してみたいと思います。新約聖書からの引用で、意味がはっきりしている箇所のみを抜き出していきたいと思います。

今回の対象となる本
ウォレス・ワトルズ(2008)『確実に金持ちになる 引き寄せの法則』(川島和正監訳) 三笠書房.

ネヴィル・ゴダード(2016)『もう君はそこにいる』(新間潤子訳) ヒカルランド.

ロンダ・バーン(2007)『ザ・シークレット』(山川紘矢ほか) 角川書店.

では以上3冊に含まれる11か所を、聖書の順にチェックしていきましょう。

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マタイによる福音書

聖書概説
元収税人で使徒であったマタイによって書かれた福音書です。イエスこそがモーセなどによって予言された救い主であると主張し、それを示す目的でユダヤ人に向けて書いたものだと言われています。彼の家系への言及や、旧約からの引用が多いのも特徴です。

6章7節

あなたがたが祈るときには、異邦人のようにくどくどと述べてはならない。

ワトルズ『確実に金持ちになる 引き寄せの法則』p.73

ワトルズ(1860-1911)による引用です。彼は祈るための言葉を執拗に何度も繰り返しても願いが叶うわけではないという意図でこれを引用しています。

祈りを叶えるためには絶対に実現する、という信念と決意が必要であり、祈りが叶うかどうかは祈りを唱えているときの信念ではなくイメージを抱いているときの信念で決まるのだ、というのが彼の主張でした。

6章8節

あなたがたの父なる神は、願う前から、あなた方に必要なものをご存じなのだ。

ウォレス・ワトルズ『確実に金持ちになる 引き寄せの法則』p.73

引用箇所は上と同じワトルズのものですね。毎日のように神に「ください」と言う必要はない。なぜなら、神はすでに必要なものだと知っているからだ。

9章29節

あなたがたの信じている通りになるように。

ネヴィル・ゴダード 『もう君はそこにいる』p.67

ネヴィル・ゴダード(1905-1972)による引用です。彼は願いが叶ったときの気分、叶っている願望に対応する固有の感情というものがあるはずだからその気分を想定し、その気分になり切ることを勧めています。信じて感じている通りに現実化が起きるだろう、という指摘でした。

13章12節

持っている人は与えられ、持っていない人は取り上げられる。

ネヴィル・ゴダード 『もう君はそこにいる』p.67

上記と同じ個所での引用です。持っていないと感じれば、願望実現の実感を妨げられてしまいます。だからこそすでに持っていると想定すること(感じること)を、ネヴィルは勧めています。

21章22節

信じて祈るならば、求めるものは何でも得られる。

ロンダ・バーン『ザ・シークレット』p.93

引き寄せを広めたロンダ・バーンによる引用です。祈るものはすでに得られたと信じること、それが現実化のコツであり中核。この点に関しては3人ともだいたいみんな同じことを言っています。

願望実現に必要なのはイメージを描くこと、そしてそれをすでに所有している(叶えられている、実現している)とイメージの中で深く実感することです。マタイによる福音書の引用からはこれらのメッセージがはっきり見えてきますね。

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マルコによる福音書

聖書概説
マルコの福音書は、伝道者マルコによって当時のローマ帝国内のギリシャ語話者(異邦人)に向かって書かれたものです。他の福音書よりも簡潔に書かれており、人々との生活の中でのイエスの行動や、イエスの苦難に重きをおいて描かれています。

11章24節

祈り求めるものはすでに得られたと信じなさい、そうすればその通りになる。

ウォレス・ワトルズ『確実に金持ちになる 引き寄せの法則』p.72
ロンダ・バーン『ザ・シークレット』p.93
ネヴィル・ゴダード『もう君はそこにいる』p.58

これはすでに上で触れたことの繰り返しになりそうです。ワトルズは、イメージの世界ですでに欲しいものに囲まれている喜びを存分に味わおう、という考えに基づいて引用しました。

ロンダ・バーンも同様で、いつ、どこでという現実化のプロセスについて考えることなく、結果について気持ちよく感じていればいいんだ、ということです。

ネヴィルは祈ることは大切だが、それはこまごまとした祈り方ではなく、祈りはもう叶っている、と信じること、それが条件だとだと説いています。

ルカによる福音書

聖書概説
医師であったルカが、テオピロという人物に献辞した福音書で、多くの非ユダヤ系キリスト教徒や異邦人に向けて書かれたものだとされています。イエスは異邦人を照らす光と捉え、全人類への憐れみを持ち教え導く救い主として描いています。

6章37節

赦しなさい。そうすれば、あなたも赦される。赦さないなら、あなたも赦されることはない。

ネヴィル・ゴダード 『もう君はそこにいる』p.86

ここでのネヴィルの引用はただ願いを叶えるのでなく、赦すという視点から理想を求める思想が浮き彫りになっています。

彼の赦し観は独特です。理想の状態になっていないことが罪(sinの原義は「的を外す」)であるから、理想の状態になっていると想像することが赦すことであると考えます。相手を赦すということは復讐をことではなく、相手を理想的な状態だと心で描きなおして信じてあげることだと教えてくれます。

17章21節

天国はあなたの中にある。

ネヴィル・ゴダード 『もう君はそこにいる』p.35

これもネヴィルによる引用です。この世の在り方が自分の気分を決めているのではなく、自分の心持ちが外に現れていて、外側が内側を映す鏡である、という意味で捉えているようです。

ヨハネによる福音書

聖書概説
使徒ヨハネが万人に向けて書いたものであり、福音書の中では最も後に成立したものとされています。他の福音書とは内容が大きく異なり、教義的であること、愛について強調されていること、またイエスの言葉が多く記述されていることなどが特徴です。

14章12節

私を信じる者は、私が行う業を行うようになる。

ネヴィル・ゴダード 『もう君はそこにいる』p.68

人は、自分が信じている通りの人である。だからイエスが彼の父(神)と1つだと言って多くの御業を行ったように、自分もまたイエスや神であると信じることにより、同じような神の業をなすことができる。

エフェソの信徒への手紙

聖書概説
エフェソ信徒への手紙(エペソ人への手紙)は、使徒パウロによって書かれました。小アジアのエフェソ(トルコにあった古代都市)の人々に宛てて書いたものです。救いと教会の関係について書かれてあります。

5章28節

これは偉大なる神秘です――妻を愛する人は自分自身を愛しているのです――そして二人は一体となります。

ネヴィル・ゴダード 『もう君はそこにいる』p.33

ネヴィルは、意識を顕在意識と潜在意識に分けるとき、この聖パウロの言葉の引用がまさに当てはまると指摘します。意識的に何か欲しいものを手に入れた気分に思い定めれば、潜在意識がその想定通りのものを創り出してくれると言います。

フィリピ信徒への手紙

聖書概説
フィリピの信徒への手紙(ピリピ人への手紙)は、使徒パウロによるもので、フィリピの人々から受け取った愛情や献金に対する感謝を示すために書かれたと言われています。キリスト共同体の様子が描かれていること、また喜びについて多く記述されていることが特徴です。

2章13節

あなたがたの内に働いて、御心のままに望ませ、行わせておられるのは神であるからです。

ウォレス・ワトルズ『確実に金持ちになる 引き寄せの法則』p.58

ワトルズは、豊かになりたいという自分の願いは、自分を表現したいという内なる神の願いだと指摘します。神がそう望むのはまさに神自身がこれらを楽しんで味うという、神自身の欲求だから。したがって遠慮なく、多くを望んでよいのです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。聖書の中にある神秘的な言葉をニューソート・引き寄せ的に解釈し、願望を実現しつつ幸せに、自分らしく生きていこうメッセージが伝わってきます。

今回は3冊の中から選びましたが、実際にはもっと多くの本で聖書が引用されています。現実化を勇気づける言葉として探すと楽しめますし、今まで見落としていたポイントを発見することができるようになるかも。ぜひ聖書に注目してみてくださいね。

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