【少食・断食】食べないという選択肢。幸せが手に入るなら?【不食】

2019年12月4日

食事量

みなさんは幸せと引き換えに、食事を減らせますか?

食事を減らすとすれば、ダイエットや健康管理のためというのは誰もが知っていること。でも、食事を減らすことで幸福気分が増加して、体調と気分が改善するというのはあまり知られていないのではないでしょうか?実はこれは科学的にも報告されています。

気分が不安定な方・体調を改善したい方・精神的な幸福を求めている方にとって少食・極少食は、もしかすると素晴らしい解決策になるのかも…!

そこで今回は、幸福な生活を実現するための手段としての断食・少食・不食(ダイエット法)をご紹介してみたいと思います!

※食べるのを減らすってそんなにいいの?

断食や少食は気分を改善し、幸福感・高揚感が増大するという効果があります。これは多くの断食・少食実践者が主張してきました。

たとえば科学サイドでは、マイケル・モーズリーも『週2日ゆる断食ダイエット』の中で断食による効果として「幸福感が増大する」(p.128)ことを報告しています。

また、歴史的に言えばルイジ・コルナロ(1464-1566)は少食に切り替えてからすべての病気が改善され、素晴らしい体調・気分の良さ・多幸感を歓び老境を謳歌し、102歳まで生きたと言われています。(参考:コルナロの極少食

食べないライフスタイル(不食)実践者は、日本では森美智代さん・秋山佳胤さん・山田鷹夫さんが知られますが、3人とも信じられないほど少食(or無食)で生活しながら快活・健康で、体調良く幸福感を享受して人生を楽しんでいらっしゃるようです。

食べないことによって、健康を獲得し、食べないことによって体調と気分を改善し、幸せな人生を生きる――関心のある方はぜひチャレンジしてみましょう!

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お手軽な間欠断食(Lv.1)

どんな目的のためでも断食というのはなかなか大変。何も食べないでいられるのはせいぜい3日や4日くらい。

無理することなく、なるべく長期間(できれば一生)続けられる方法を選んでいきたいもの。だから間欠断食(Intermittent Fasting)がオススメ。定義や方法は様々ですが、

  • 食べる日と食べない日を交互に繰り返す
  • 食べる時間と食べない時間をきっかり分ける

という風に、断食のON・OFFを繰り返していくのが一般的。今回はモーズリー&スペンサー『週2日ゆる断食ダイエット』を参考にしてみましょう。

らくちん!週2回のゆる断食

断食日は週2日。しかも、一切何も口にしないのではなくて、男性は600kcal、女性は500kcalの食事を摂取してよいというルールになっています。(しかも残り5日は普通に食事をしてOK)

断食日は月曜と木曜とか、火曜と金曜のように間を空けるようにします。また、1度に600(500)kcalをとってしまってもかまいませんし、朝と夕食に分割するような方法でもOK。

断食日に食べるものの指定は特にないのですが、低GI食品・果物・野菜・卵のようなヘルシーなものが推奨されています。人はそれぞれ体が異なりますので、自分の体に合ったものを選びながら、楽しく断食を行うことがポイントですね。

断食の1、2週間くらいは食欲がまとわりついて大変かもしれませんが、『数週間経つと、空腹感が減少していく』(p.116)というのが救いです。何より一日断食(節食)した翌日は好きなものを好きなように食べられるから継続しやすい魅力的な方法なのです。

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1日1食未満~極少食にチャレンジ!(Lv.2)

少食

1日に1食(主に夕食)だけの食事も、近年ちょっとしたブーム。

日本では南雲吉則医師が有名ですよね。若々しい見た目とゴボウ推しでテレビによく出るお医者さんですが、今回は彼の著書「空腹が人を健康にする」からそのやり方を学んでみましょう。

南雲流・一日一食生活

南雲さんのやり方は、一汁一菜(ごはん、汁物、おかずの3皿)、一日一食(夕食のみ)、一物全体(皮・種・骨など食品は丸ごと食べられる)というキーワードで、食事の量・タイミング・内容を示してくれています。

基本的には食事内容はまったくの自由ですが、用意する器は子ども用のお茶碗、汁椀、コーヒー用のソーサーの3つ。お茶碗にはごはんを、汁椀には汁物を、ソーサーにはおかずを載せ、はみ出なければ量は自由。食べられるのはこれだけで、もちろんおかわりはなし。

空腹によって活性化されるサーチュイン遺伝子による働きで若返りながら健康になっている、というイメージを膨らませ、空腹を楽しみながら進めることを南雲さんは勧めています。

そして、不食へ…(Lv.3)

不食

不食とは、ほとんど何も食べずに生活しながら、常人離れした快活さと幸福気分を楽しめる最高の境地。

そもそも不食なんて可能なの?という方にはこちら↓↓

とはいえ、いきなり不食をするために絶食し続ければよい、というものではありません。すでに数多くの不食実践者たちが知られていますが、今でいうところの間欠断食や一日一食生活をなんらかの経緯で行っていて、結果的に不食にたどり着いたそうです。

食べないで生きていく……不食に到達するためにはどうすればよいのか?

それを保証するものではありませんが、重要なポイントを拾ってみましょう。

食事なしに少しずつ慣れる

いきなり不食生活に入るのはもちろん危険です。苦しみながら我慢して不食に到達するのではありません。

食べる量を少なくしたり、体調を考えながら減らしていくうち、自然と不食を受け入れられるタイミングがやってくるそうです。

不食者3人の著書『食べない人たち』(マキノ出版)の中では、最初から食べないことを目指すのではなく、少しずつ少食に慣れていくことが大切だと繰り返し述べられています。

空腹を友とし、楽しんで少食をやっていくうちにそのメリットを体で理解できるということです。

意識が重要

不食実践者である山田さんは、空腹のとき体験できる高揚した気分(不食ハイ)を繰り返すことによって、「食べなければ死ぬ」「食べないことは健康に悪い」といった先入観から抜け出せるようになると言います。

通常のダイエットでもそうですが、食べないことに対するうしろめたさのようなものに囚われ、美容のために健康を犠牲にしているような気持にさえなりますが、実際は普段から食べすぎていて、食べていないほうが体にとって快適であるということに気づきたいものです。

ゆる断食や一日一食のような少食生活を通して少食で生きていけることを実感し、それどころから食べない心地よさとメリットを積極的に認められるようになれれば、不食の道はすでに開けているに違いありません。

不食のコツについては↓↓もどうぞ。

まとめ

今回は、幸福な生活のために食事を減らすことを提案しました。

食欲のコントロールにはちょっとした工夫が必要ですね。ダイエット経験者ならその難しさがよくわかると思いますが、少しずつ無理なく、継続すること(習慣にすること)を心がけてゆったり続けていくのが一番よさそうですね。

ダイエット目的ではなくて「幸福な毎日」というテーマの少食・不食ですから、「夏までに……このお腹を」みたいな努力はありません。ぜひ、少食を楽しんで生活に取り組んでみてください。

なお実践する場合は、決して無理をせず、本や信頼できる情報源を参考にしながら慎重に行ってくださいね。

参考文献

マイケル・モズリー, ミミ・スペンサー(2013)『週2日ゆる断食ダイエット』(荻野哲矢訳)幻冬舎.

南雲吉則(2012)『「空腹」が人を健康にする 「一日一食」で20歳若返る!」サンマーク出版.

秋山佳胤・森美智代・山田鷹夫(2014)『食べない人たち「不食」が人を健康にする』マキノ出版.

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