【思考と感情】ネガティブの暴走を止める!『気づき』の力について考えてみる【雑念】

2019年4月18日

怒っている

こんにちは。今回のテーマは「気づき」

自分の心の状態に気づいていることを指す専門用語のようなもので、瞑想をしている人なら知ってるかもしれませんね。科学・宗教・スピリチュアル問わず、心に関心を持つすべての分野で注目され、ネガティブをひた走る心を押しとどめてくれるのが「気づき」なのです。

そこで今回は心の性質・気づきの意味実践方法について話していきたいと思います!なお、当ブログ(ココブロ)は引き寄せ・ニューソート推しのブログなのですが、この記事では趣向を変えて科学サイドの引用や、ニューエイジ指導者OSHO(ラジニーシ)にも学んでいきます!

OSHOってだれ?

バグワン・シュリ・ラジニーシ(1931-1990)…インドの宗教家、神秘思想家です。マインドから解放されるために気づき(awareness)と瞑想(meditation)を重視した指導を行いました。

センセーショナルさを批判されることもありますが、ユーモアとジョークに長けた魅力的な人物であり、心に対する高い理解を持ち合わせていました。

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止められない!マインドは暴走する(性質)

回るデグー

ふつう、私たちは意図的に自分の思考を止めることはできませんし、無心になることはできません。

腹を立てているときは相手に対する怒りでいっぱいになり、そのことばかり考えていますし、失意の中にいるときは自分を責め続け、その気分を変えたいとも思わないでしょう。これが暴走している状態です。

心に携わってきたあらゆる分野の人たちが、『心は、暴走するんだよ』と言い続けてきました。たとえば科学サイドでは、マインドフルネスの権威・カバットジン教授はこれを「自動操縦状態」と呼びました。

宗教サイドで、OSHO(ラジニーシ)は『マインドに支配されている』と指摘し、仏教者たちは「意馬心猿だ、念々相続だ、煩悩だ、雑念だ」とさんざん言ってきました。引き寄せの法則を提唱するロンダ・バーンでさえ、次のように触れています。

あなたの思考は、あなたが油断していると、制御不能な蒸気機関車のようになってしまいます。それは、過去の思い出にあなたを連れていくこともできます。また、未来にあなたを連れて行き、過去の悪い思い出を未来に投影してしまうこともあります。

『ザ・シークレット』p.272

多くの人たちにとってこれが関心ごとでないとすれば、それほどネガティブではないから。言い換えれば、ネガティブでない思考が多少暴れたところで問題にはならないのです。(これが本稿の前提です)

暴走が問題になるのは、心が深く否定的な感情に根差してそこから抜け出せないとき。朝目覚めてから悪態をつき、夜眠るときに失意の中で目を閉じるのであれば、これほど苦しいことはありません。

その感情と思考を溶かしてしまうのが気づきなのです。

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気づきって何?(定義)

気づき

今の自分の心の状態に気づいていることです。

主には憎悪・嫉妬・自己嫌悪・恐怖・不安などのネガティブな感情を抱えているとき、そのことに気づいているだけでネガティブ感情が消え去るのです。

気づいているだけでネガティブが消える……?信じられるでしょうか?この気づきの効用と活用については、後述していきますがこのことを最も明確に述べたのは、間違いなくOSHOでした。

気づきには変容の力がある。例えばあなたが怒りに気づいていたなら、怒りは消えるだろう……その代わりに、まったく正反対の性質、慈悲、親切さ、思いやりの混ざったものが芳香のように残される……試してみなさい。そうすればただ驚くだろう。

Youtube. [OSHO: Compassion – The Ultimate Flowering of Love]

気づきという言い回しについて

OSHOは瞑想と気づき(Awareness)という言葉で表現することが多いですが、マインドフルネス(Mindfulness)という表現のほうが知られているかもしれません。

ジョン・カバットジン教授が禅をベースにマインドフルネス(気づき)を提唱し、瞑想法とともに広く普及させ、現在まで続くマインドフルネス瞑想ブームの源泉になっています。

さらに元をたどるなら、釈迦が始めたヴィパッサナー瞑想、パーリ語におけるsati(仏教用語で"念")という言葉にまでさかのぼることができますが、話が長くなるので今回は割愛します。

気づきの効用について(方法)

瞑想と気づき

自動操縦状態の心が勝手に動き回り、苦しい思いを増幅させてしまうのを防ぎたい……

これを断ち切るために気づきは極めて重要なアクションになります。ですがすでに軽く触れてきたように、気づきと瞑想というのはだいたいセットになっているのです。

瞑想する場合としない場合に分けながら、気づきの方法を提案していきます。

「気づきー瞑想」のセット

ハンバーガーでもなんでも、セットというのが一番お得なわけです。「気づきと瞑想」のセットも同様であり、切り離せないというほどでもありませんが、瞑想をたしなんでおくと格段に気づきやすく、かつその効果を高めてくれます。当店でもこちらのセットをお勧めしています。

さきほど引用したOSHOの言葉ですが「気づいているだけでネガティブ感情がポジティブなものに変わる」のを体験できるのは、もしかしたら瞑想経験者だけなのかも。否定的な感情に何の判断も加えず、5~10秒くらいじっと感じて(見つめて)ください。それだけで消えます。

瞑想やりたいんだけどどうしたらいい?という方は現在公開されている記事の中では、以下で紹介しています。

気づきー単品

瞑想なしで"気づく"というのは、初期装備で敵と戦うくらい心もとないものですが、とにかくここでは「いかにして気づくか」(我に返るか)の方法を、2つご紹介してみたいと思います!

①立ち止まって!

ロンダ・バーンが良い方法を提案しているので、引用してみましょう。

どうしたらもっと気づけるのでしょうか。一つの方法は立ち止まって、「今自分は何を考えているのだろうか。今、自分は何を感じているのだろうか」と自分に問いかけることです。……(これによって)あなたは気づいていることになります。

『ザ・シークレット』p.272

これはふわっとした精神論などではなく、明確な方法であることを認識したいところ。すなわち、

①立ち止まる、②自問する「何を考えてる?何を感じている?」

立ち止まるというのはもちろん比喩であり、今していることを中断するくらいの意味で捉えておくとよいでしょう。この手順は覚えておくと自分から思考や感情を切り離せるようになっていきます。

②一瞬間をおいて!

今やっていることを中断する、一瞬小休止するということ。これと同じことを、科学サイド(エンジニアサイド?)ですが、Googleでマインドフルネス瞑想プログラム「SIY」を開発したチャディー・メン・タンも次のように言っています。

「反応柔軟性」という能力がある。たいそうな名前だが、行動を起こす前に間を置く能力ということだ。強い情動的刺激を経験しても……一瞬だけ間を置く。するとそのあいだに、その情動に満ちた状況でどう反応したいかを選ぶことができる。

『サーチインサイドヨアセルフ』p.50

一瞬間を置くスキル「反応柔軟性」。これによって怒りで爆発する前に止めることができますし、失望の中にあるときに心をニュートラル以上に戻すことができます。

これで強い感情(情動)に飲まれることなく、また思考を乗っ取られることなく冷静さを取り戻すことができます。一方で「気づいたけど、どうしよう?」となるかもしれません。ネガティブな感情の対処法は以下の記事でご紹介しています。

気づかなければ永遠に分岐点はやってきません。

自分自身の意識と意思によって心をコントロールしていくとき、気づきというのは不可欠なアクションであり、基礎中の基礎。瞑想によって気づきの力を上げながら、思考や感情に対する対処能力を高めていきましょう!

まとめ

今回は気づきの力についてお話してきました。この一点において、科学も宗教もスピリチュアルも関係ありません。立場を超え、気づきの力は誰が見ても価値があるものなのです。

マインドの自動運転をとにかく一回止めて、判断を意識に委ねること。「勝手に動かないで!ちょっと待って。私が操作するから!」と思考のコントローラーを奪い返すところに気づきの本質的な価値があるのです。

これをうまく取り扱い、ぜひ心地よいマインドライフを送っていきましょう!

参考文献・URL

[OSHO: Compassion – The Ultimate Flowering of Love]YouTube.
https://youtu.be/Mpfoh47L8iw

ロンダ・バーン(2007)『ザ・シークレット』(山川紘矢ほか) 角川書店.

チャディー・メン・タン(2016)『サーチ・インサイド・ヨアセルフ 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法』(柴田裕之訳)英治出版.

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