ネガティブ感情を手放すってなに?【気づき、認めること】
2020年11月17日
ネガティブな感情や思考に囚われて抜け出すことができない――
そこから抜け出そうとする方法が手放し(let it go)です。
執着を手放す、抵抗を手放す、ネガティブ感情を手放す。言い回しがいろいろあってややこしいけど結局どう違うの?と疑問を感じる方もいるかもしれません。
そこで今回はこれらの意味の違いを解説するために、ネガティブ感情の手放しの意味と内容をざっくり解説してみたいと思います!
なお、現実化(引き寄せ)を成功させるための「願望の手放し」は以下で解説しました。
当ブログでは根拠と出典を示すことに力を入れています。今回は直接の引用文献はありませんが、手放しについて参考になる文献を以下に列挙しておきます。
- エックハルト・トール『ニュー・アース』(サンマーク出版)
- ジョー・ビタリー『ザ・キー』(イースト・プレス)
- イハレアカラ・ヒューレン『ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ』(徳間書店)
- ヘイル・ドゥオスキン『人生を変える一番シンプルな方法』(主婦の友社)
- リーラ・ラブガーデンほか『悟りのシンクロニシティ』(ヒカルランド)
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ネガティブな感情を手放すとは?
ネガティブの手放しは、その感情や思考を低減(解消)する方法を指します。
これが重要な理由が2つあります。
人は感情に囚われやすい
ポジティブなものも含めて感情は強い力を持っていて私たちを離してくれません。
たとえば趣味に没頭しているときは寝食を忘れて夢中になり「もうちょっとだけ」と楽しむことをやめられなくなることもあるでしょう。また、恋愛は楽しくて素晴らしい気持ちになれますが、相手のことが頭から離れなくなってしまいます。
このように心地よい感情にさえ囚われやすいものですが、人生に悪影響を与えるより貢献してくれることが多いためあまり問題になりません。ですが(ご存知のように)ネガティブ感情だとそうはいきません。
暗い感情だから問題になる
不安・恐怖・憎悪・怒りなど囚われるとそうはいきません。考え・感情に苦しみ、過去や将来像が歪み、今やるべきことに手がつかず、人間関係も壊れていきます。
この悪循環を終わらせる方法として、自己啓発界隈でよく使われるのが手放しです。
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手放しの定義
手放しは、以下のように定義します。
ある感情・思考に囚われている(やめようと思ってもやめられない)状態から、解放されること。
ココブロの「手放し」の定義
これをベースに、この記事の目的である抵抗・執着・ネガティブな感情を手放すの意味を捉え直します。
抵抗・執着・ネガティブ感情を手放すの意味
抵抗を手放すというとき、自分が望んでいることや求めているにもかかわらず、「無理なのではないか」「できそうにもない」という、逆方向の思いとそれに伴う感情の囚われから解放されることを指しています。
執着を手放すというとき、「それがなければ私は生きられない」という思いと、喪失への強烈な恐怖感・不安感やそれにまつわる思いの囚われから、解放されることを指しています。
ネガティブな感情を手放すというとき、自分の願望や大切にしていることに対して、現実が異なっていることへの強い不快感、それにまつわる思いの囚われから解放されることを指しています。
すべてに共通するのは望みや大切にしていることがあって、現実がそこからズレているという点です。エイブラハム(エスター・ヒックス)ならこれをギャップとかコントラストという言葉で表現するかもしれません。
ですが、そのような思いの囚われは現実とのズレによって顕在化しているだけ。実際の問題は私たちの心の中にあると考えるべきです。欲求や信念の歪みがこれらをもたらしているからです。
手放しの原理と具体的な方法について
手放しという言葉は正確にはLet it go(≒そのままにしておく)。
我に返り、自分の感情に気づくこと、それを認めることが手放しの原理になります。
詳しくは以下で解説しました。
また、ネガティブな感情・抵抗・執着を手放すための具体的な方法はたくさんあります。
以下の記事がお役に立てると思いますので、参考にしてみてください。
まとめ
今回は抵抗・執着・ネガティブ感情の手放しの意味の違いに焦点を当ててざっくり解説しました。
手放しはスピリチュアル系の自己啓発でよく使われる言葉ですが、提唱者によって世界観も方法もバラバラで意味も少しずつ違ってしまいます。
原理的には「気づき、認めること」(≒そのままにしておくこと)であり、方法としてはセドナメソッドやクリアリングメソッドなど多数の方法があります。気になる方はすでにご紹介してきたリンクをチェックしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。お役に立てましたらSNS等でシェアしてくださると嬉しいです!
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