引き寄せの法則や現実化の限界って?何でも叶わない理由

2019年6月19日

願いと祈り

思いは実現する――

それが引き寄せの法則・成功哲学・ニューソートで語られるもっとも重要な原則ですよね。

自分の心に描いたことこそが現実になるのだから、実現した後のイメージを思い描いたりしていくわけですが、

本当に願ったことのすべては実現するの?

と立ち止まって考えてみると、なんだか疑わしいですよね。今回は、引き寄せの法則が抱える1つのジレンマについての話をしてみたいと思います。なお、これはざつだん記事(ゆるい内容)なので、お菓子でも食べながら気軽にご覧ください。

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引き寄せの法則を使って、空を飛んでみて?

空を飛ぶ

こんなことを言われれば、そこで議論が終了しますね。意地悪な小学生みたいですが、言い逃れできない真実が含まれています。

引き寄せの法則は、物理法則のような宇宙の法則として提唱されていて、思い描くものなら何でも現実に手に入ると言われるからです。そうすると、私たちには次のような疑問が思い浮かびます。

  • 私が本当に望むのなら、石ころをパンに変えられるだろうか?
  • 私が本当に望むのなら、湖を歩いて渡ったり海を割ったりできるだろうか?
  • 私が本当に望むのなら、科学の力なしに空を飛べるだろうか?

著名人がスピリチュアルにはまり、極端な精神論に走って命を落としてしまった話はワイドショーや週刊誌を賑わせます。成功者ほど自分のマインドを、オカルトに拗らせた方向に持っていってしまうことも少なくないようです。

精神論が極端になりすぎることを止められないのは、物事が実現可能かどうかの客観的な基準が存在しないからなのです。

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引き寄せの法則のジレンマ

バブルボーイ

信じられる限りのものが現実となり、信じられないものは現実にならない――そこには信じるか否かの線引きだけで、実現可能性に関する全般的な基準は存在しないことになります。

生身で空を飛ぶとか、イスラエル人を連れて海を渡るとか、奇跡のような話はあくまで奇跡のまま、現実に起こることが考えがたいものもたしかにあります。

マインドだけで自分の病気を治そうとして命を落としたり、見込みもないのに勇気と無謀を取り違えてリスキーな行動をとって痛手を被ることもあるでしょう。

とは言え、引き寄せの法則では信じるという投資が必要とされます。信じる(=すでに叶っていると感じること)ことは、願望実現の重要条件であり、不可能性から意識を外し、可能性に心からワクワクすること。

自分の可能性を最大限に高めるためには「できないことは1つもない」と考えるのが正しいのです。投資を行わずに利益を上げる投資家がいないように、信じもせずに現実化するリアライザーも存在しません。

信じたいけど確かめたい。確かめたいけどその基準はない。

このようなジレンマの中で、私たちは「本当に実現できるのかどうか」を1つ1つ見極めなければなりません。

だから自分に問いかけてみる

野心のある男

ふつうに生きている人たちからすれば、以上のようなことは一考にも値しません。自分の可能性を最大限引き出し、信じられないようなことを為そうと意欲する人たちにとって、常識を疑い望みを心から信じようとするからこそ生まれるジレンマなのです。

引き寄せによって人生を運用していく際に、当ブログからの提案として、次の2つの自問をオススメしたいと思います。

  • 私の抱く願望を、過去に実現した人はいるだろうか?
  • この課題(問題)は専門家の知恵によって解決できないだろうか?

「結婚したい」「事業で成功したい」「海外に住みたい」といったことであれば、実現した人は数多くいるわけで自分だけができないというのはまったくの思い違いです。こういう人にとっては引き寄せの考え方が大いに役に立つでしょうし、引き寄せマインドがあれば十分です。

一方で実現した人が極めて少ないか、人類がいまだ成し遂げたことのない偉業を志す人にとっては、それが実現可能かの線引きを自分だけで決めることはできません。

その場合のごく一般的なアイデアとして、他の分野の人に話を聞いたり、その課題を解決できそうな人に話を聞きに行ったり、多くの人との交流しつつ自分のプロジェクトに巻き込みながらゴールを目指していくのが王道なのではないでしょうか。

上記二つの自問は、願望の達成可能性を客観的に切り分けつつ、自力ではなく時に他力を借りながら願望実現をしていくことに対する気づきを与えてくれます。よければ使ってみてください。

まとめ

私たちは現実という線引きを狭めに設定するとても謙虚な生き物です。自分が無意識に信じている現実のラインを頑なに守ってそこから出ようとしませんし、出られると思ってもいません。周囲の人間もそれに加勢するように、線をきっちり引いて、

そんなのできるわけないじゃない
夢ばっかり見てないで現実を見なよ

と懇切丁寧に教えてくれます。どうもありがとうございます。

ところが無理難題をいともたやすく実現している人はどこにでもいるもので、彼・彼女たちを見るたびに混乱し、嫉妬してしまうのです。

「あの人たちにはできる。でも私にはできない」というナンセンスが真実であるかのように錯覚してしまう瞬間です。そうして苦しむだけ苦しんで「本当は成し遂げられるかもしれない可能性」から目を背けてしまうことになります。

人生は一度きりです。

自分の望むことに目を向け、やりたいことを心に思い浮かべましょう。あなたの人生を自由にできるのは本当にあなただけなのですから。

 

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