【著者紹介】ウィリアム・ウォーカー・アトキンソンってどんな人物?

2019年4月7日

ウィリアム・W・アトキンソン

ウィリアム・ウォーカー・アトキンソン(1862-1932)は、引き寄せの法則を1900年に提唱したニューソート作家。

エイブラハムやロンダ・バーンに先駆け「思考は磁力のような性質を持つ」と提唱し、多くの著作を発表。セロン・Q・デュモンやヨギ・ラマチャラカという名でも著作活動も行い、亡くなるまでの30年の間に100冊もの本を執筆しました。

弁護士でもあり、商人でもあった多才なアトキンソンの生涯を振り返りながら、彼の活躍・著作をご紹介していきたいと思います!

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アトキンソンの生涯

ウィリアム・W・アトキンソン

≪ 出典:https://en.wikipedia.org/wiki/William_Walker_Atkinson ≫

アトキンソンの生い立ちと活躍について見ていきましょう。出典がない箇所もあるため、参考程度にご覧ください。

多才な男を襲った、不運

アトキンソンはメリーランド州のボルチモア出身。15歳の頃は父親の食料品店の手伝いをして生活していました。

1882年(20歳ごろ)になると、ビジネスキャリアを求め働き始め、1889年(27歳ごろ)マーガレットを妻としています。ただ、子どもが一人亡くなっていたり、再婚するなど、プライベートでも波乱があったようです。

1894年には弁護士資格を得て、ペンシルバニアの弁護士会に入会。弁護士としての成功をおさめたかと思った矢先、ストレスや無理がたたって肉体的・精神的に追い詰められてしまいます。なお悪いことに、経済的にも破綻してしまいました。

ニューソートとの出会いと回復、そして執筆へ

80年代終わりごろにニューソートに癒しを見出し、心身面や経済面を回復させていきます。エマ・カーティス・ホプキンスの影響を受け、90年頃にはニューソート運動の中心だったシカゴへ移り住みます。

そこでさっそくエディター兼作家として影響力を持ち、いくつかの雑誌の刊行を手掛けつつ、同時に初めて書籍を執筆、"Thought-Force in Business and Everyday Life(ビジネスと日常における思考の力)"を仕上げました。この中では個人が引き寄せる力、超能力、思考の力や集中などについて語られています。

ヨギ・ラマチャラカとの出会い

以後、彼は自身のサイキッククラブ”精神科学アトキンソンスクール"を設立したり、ニューソートの編集者として精力的に活動を続けていくうち、アトキンソンはヒンドゥー教に興味を持ち始めます。

未検証の資料によれば、1893年に開かれたコロンビア万博でバーバ・バーラタ(あるインド人)と出会って意気投合し、共著で執筆を始めたと言います。その際に、アイデアの由来は彼の師であるヨギ・ラマチャラカにあるものと表明し、全部で13の著作をこの名前で刊行しました。

このヨギ・ラマチャラカという人物は、現在では実在したとは考えられておらず、アトキンソンのペンネームの1つと理解されているようですね。

このあたりの話は胡乱なわけですが、コロンビア万博ではスワミ・ヴィヴェカナンダ(1863-1902:ヨーガなどの東洋思想を西洋社会にもたらしたキーパーソン)が聴衆を沸かせていたようなので、彼に何らかの影響を受けて、このようなペンネームを使い始めた可能性もあるかもしれません。

いずれにせよ、多くのペンネームを使いこなしてあらゆる執筆活動に励み続けていくアトキンソン。1916年から19年までの間には雑誌へ寄稿だけでなく、新しいニューソート誌を手がけたり、国際ニューソート同盟(INTA)の名誉会長を務めていたこともあったようです。

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105の著作・分類・代表作

たくさんの本

アトキソンの著作には105の独立した作品があるとされていて、ざっくり5つの作品群に分類されるようです。

  1. アトキンソン本人名義の物
  2. ペンネーム名義のもの(セロン・Q・デュモンやヨギ・ラマチャラカなど)
  3. アトキンソンと共著のもの
  4. Arcane Teachingと呼ばれるシリーズ
  5. その他著作

またごく一部ですが、代表的著作もここでご紹介しておきましょう。

  • Thought-Force in Business and Everyday Life(アトキンソン名義)
  • Thought Vibration or the Law of Attraction in the Thought World(アトキンソン名義)
  • Practical Mental Influence (アトキンソン名義)
  • The Art and Science of Personal Magnetism(セロン・Q・デュモン名義)
  • The Yogi Philosophy(ヨギ・ラマチャラカ名義)

当ブログでも上記二つ目の「thought vibration~」の和訳本『原典完訳 引き寄せの法則』(パンローリング社)の内容を詳しく紹介しています。

まとめ

引き寄せの法則関連の著作でもっとも先駆的だったアトキンソン。

理屈や理論に偏りがちだった当時のニューソートの中で、実践に重きを置いて多数の著作を残してくれたため、現代の私たちにも役立つ知識が得られるに違いありません。

邦訳されている書籍はほかにもありますし、英文のままでよければweb上で無料で手に入れられると思いますので、ぜひ彼の思想に触れてみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

参考文献・URL

ウィリアム・ウォーカー・アトキンソン(2013)原典完訳 引き寄せの法則(関岡孝平訳) パンローリング社

“William Walker Atkinson." Wikipedia.

WILLIAM WALKER ATKINSON Home Page

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