【ココブロ】不食とは?意味・定義の解説【出典あり】

2020年7月1日

不食とは、

  • 食べないで生きていること
  • 食べずに生き続けられること
  • 食べないで生きていくライフスタイル

などを指します。このページでは具体的な出典を交えながら不食の意味・定義を解説します。

瞑想 実践 オルメ
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不食の意味・定義

不食は「食べないで生きていること」「食べないライフスタイル」という意味。

どの程度食べないかは人によって異なり、不食なのか少食なのかを判断する明確な基準はありません。一日300キロカロリー程度しか食べない方、日に青汁一杯しか飲まない方、水も一切口にしない方などさまざま。

日本人で食事を(ほぼ)摂らずに生きている人は鍼灸師の森美智代さん、弁護士の秋山佳胤さん、思想家の山田鷹夫さん、元裁判官/元大学教授の稲葉耶季さんなどが知られていますし、海外にももちろん不食者は存在しています(後述)。

 

食事の量に決まった基準はないものの、栄養学や医学が一般的に「その食事量では生きられない」と判断するほどの少食で生きている人たちが不食家と呼ばれる傾向があります。

医学的にも存在を認められた"不食"

たとえば森美智代さんは、若くして脊髄小脳変性症を患い、民間療法で治療するプロセスで断食を行ったのが不食の始まりで、現在では一日に青汁1杯のみを飲んで生活しています。[1][2]

大学病院の医師や医学研究センターの研究者たちが彼女の体を調べたところ、尿検査で大量のケトン体が検出され、免疫物質の血中濃度は高く、また腸内は草食動物のような特殊な腸内細菌が生息していることが判明。[1]

医学的に不食は十分解明されていないものの、従来の「(一日三食)しっかり食事しなければならない/そうでなければ生きていけない」という常識は過去のものになりつつあります。

最近では糖質制限(ローカーボ)やビーガン・ベジタリアンなどの食は多様化してきていますが、1日1食や間欠断食など食べる量という点からも多様化しています。

不食であることのメリットは"健康"と"幸福"

食べないで生きていくメリットには「健康が増進する可能性がある」「心身が快活になり、体力が向上する」「幸福感に満たされる」などが挙げられます。[2]

一般的に知られる断食や少食の健康効果は、頭痛・慢性痛・アレルギーなどの数多くの不調を改善してくれたり[3]、若返り効果もある[4]とされますが、不食とまでいかなくとも間欠断食・プチ断食・ファスティングとしてずいぶん浸透しました。

不食はさらにそれを推し進めた食のスタイルと言えますが、メリットとしては身体が軽くなり、頭がクリアになり、記憶力が改善し、気分も大きく改善し、睡眠時間も短くて済む[1]とされ、また並外れた体力を獲得することができる[2]とも言われます。

不食家・超少食実践者について

食べないで生きていく不食家/超少食実践者を簡単にご紹介します。

森美智代さん

鍼灸師。脊髄小脳変性症を患い、断食法を中心とした治療法を実践するなかで病気を克服し、食べないで生きていくことができるようになった女性。[1]一杯の青汁を日々飲むだけですが、ふくよかな体をキープされています。

秋山佳胤さん

弁護士。司法試験の猛勉強のために命を落としかけたことをきっかけに気功を学んで司法試験に合格し、後年ホメオパシーを学び、さらにジャスムヒーンさん(後述)のブレザリアン(≒不食者)のワークに参加して、不食家となった男性。[6]

小柄な方のようですが、何も食べずに熱帯のアマゾンを走り回ったり、マチュピチュ山に登頂したりする尋常ではない体力の持ち主でもあります。[2]

山田鷹夫さん

“不食"という言葉を提唱したのが山田鷹夫さん。人は食べなくても生きられるのではないか?そう思いついた彼は科学研究や食事を摂らずに生きている人の実例などを根拠に、2001年以降自分自身で数多くの食の実験を行い、食事を摂らない生活へとシフト。[7]

食べないことの心地よさや快活さを賛美し、不食のための無人島生活を行う[10]などアクティブな生活を送っていらっしゃるようですね。

稲葉耶季さん

元・大学教授/裁判官。大学卒業後都庁に就職したり、地方裁判所の裁判官や琉球大学の教授として働いてきた経歴を持つ女性。[8]瞑想会を開いたり、世界各地を旅したり、さまざまな経験をする間に自然に極少食の食事となったそうで、1日300kcalほどの食事を続けています。[8]

秋山佳胤さんとの親交があり、ジャスムヒーンさんのワークにも参加したことがあるんだとか。

ジャスムヒーンさん

世界的に有名なオーストラリアの女性ブレザリアン(≒不食家)。宇宙の生命力"プラーナ(気)"のエネルギーを取り込むことで人は生きられると説き、高度にスピリチュアルな思想を論じるのも彼女の特徴です。

森さん・秋山さん・稲葉さんともセミナー等を通じて交流経験したことがあるようです。

その他

17世紀のイタリア貴族ルイジ・コルナロも30代以降に不摂生から死の淵をさ迷いましたが、超少食を実践したところ劇的に健康が回復。102歳まで健康に生きたとされ、歴史的な超少食(≒不食)実践者です。[5]

また日本でも俳優の榎木孝明さんが30日間の不食にチャレンジして世間を騒がせたことがありました。[9]

 

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出典・参考文献

[1] 森美智代(2013)『食べない生き方』(サンマーク出版)

[2] 秋山佳胤・森美智代・山田鷹夫(2014)『食べない人たち 「不食」が人を健康にする』マキノ出版

[3] 関口賢(2018)『月曜断食 「究極の健康法」でみるみる痩せる!』文芸春秋.

[4] “【少食・断食】食べないという選択肢。幸せが手に入るなら?【不食】" ココロをつくるブログ.

[5] ルイジ・コルナロ(2012)『無病法 極少食の威力』(中倉玄喜訳)PHP研究所

[6] 秋山佳胤(2016)『不食という生き方』(幻冬舎)

[7] 山田鷹夫(2004)『人は食べなくても生きられる』(三五館)

[8] 稲葉耶季(2015)『食べない、死なない、争わない』(マキノ出版)

[9] 榎木孝明(2015)『30日間、食べることをやめてみました。「不食」という名の旅』(南淵明宏監修)マキノ出版

[10]秋山佳胤・森美智代・山田鷹夫(2015)『食べない人たち ビヨンド (不食実践家3人の「その後」)』マキノ出版

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