【よくわかる】許容し可能にする術の意味とは?

2019年11月29日

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この記事では「許容し可能にする術」(The art of allowing)の詳しく解説します。

引き寄せの法則の提唱者の一人として知られるエスター・ヒックス(エイブラハム)。

彼らの語る内容は一貫性と説得力があり、多くの人たちを魅了してきました。その中で最も重要な許容し可能にする術という概念。軽く本を読んだだけだと少し難しいんですよね。

この記事では、許容し可能にする術について詳しくご紹介してみたいと思います。

友よ、言っておこう。「許容し可能にすること」は、はるかに続く現在の中で達成することができる最も輝かしい在り方だ。いったん「許容し可能にする者」になれば、あとはひたすら上昇のスパイラルが続く。もうバランスを崩してあなたを引き下ろすネガティブな感情はない。

『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』(SBクリエイティブ) p.258

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意味は“レリゴー"に近い

許容し可能にする術(The art of allowing)という訳語は難しそうな響きがありますが、内容はとてもシンプル。allowには「そのままにさせておく」というニュアンスがあり、ありのままを認める、あるがままに任せておくという意味です。

レリゴーする

<出典:英語イメージリンクさん https://www.english-speaking.jp/meaning-of-let-it-go/>

引用させていただいた上記の画像。これがまさに許容し可能にする術ですね。(アナ雪のレリゴーの意味を解説しているページ)

抑えている人さんも、抑えられている itちゃんも、全然楽しそうではありませんね。自分の思い通りにするために、何かと一生懸命綱引きしている限りは、引っ張るほうも、引っ張られるほうもどちらも幸せにはなれません。

だから、もういいか、とつかんでいた手を放すことが大切になります。

「いきなさい」「ワーイ!」

フィーリング的にはこんな感じ!……何言ってるかわからない?きちんと説明しましょう。

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もう少し詳しく話そう!

楽しい人たち

エイブラハムは、引き寄せの法則・意図的な創造の方法論・許容し可能にする術をセットで教えています。

その考え方を3行でまとめると次のようになります。

  • 思考の内容に一致するものが現実化する、という法則が存在する。(引き寄せの法則)
  • 思考を向けた対象で、強い感情を喚起させるものは速やかに現実化する。(意図的な創造の方法論)
  • 思考を向けた対象が現実化するのだから、望まないものには抵抗しないで、望むものにだけ関わろう(許容し可能にする術)

さきほどは"レリゴー"だと言いましたが、つまりどういうことなのでしょう?

つまり、こういう意味です。

私たちは考えていることが現実化し、とくに強い感情を引き起こすものが速やかに現実化するということをすでに知っている。

望まない現実・好ましくない事態にわざわざ反対しなくても、望むものに意識を向けていれば新しい現実が創造されるの。だから、望まないものを手放し(=レリゴーし)てしまおう。これが許容し可能にする術である

参考になるエイブラハムの言葉

世界のすべてに同じことをさせようと努力するよりも、あるいはあなたが好むことをさせようとするよりも、誰でも当人の好きなように振舞い、行動し、所有する権利があることを認め、あなたは思考の力を通じて自分と調和することだけを引き寄せるほうがずっといいのだ。

(同書)p.221-222

ジェリー:……自分はその「許容し可能にする」状態になりたい、その状態に到達しそのままでいたいと思ったら、どうすればいいのか、教えてください。

エイブラハム:……「今日自分が何をしようとも、誰とつきあおうとも、どこに行こうとも、自分は自分が見たいと思うことを探して見るぞ」という何物にも負けない意志を持つ、という決断だ。

そのような強い意志を持てば、「引き寄せの法則」によってあなたが引き寄せたいと思うものだけが引き寄せられてくるし、見たいと思うものだけを見ることになるだろう。

 p.230-231

もっと具体的に!2つに分けて考えよう

半分にわける

許容し可能にする術とは、自分は自分であり、ありのままの喜びを感じ、楽しんでいいし、トラブルや問題が生じても、それに焦点を定めることなく、自分の創造したいものだけに注意を向けていればいいんだよ、というものでした。でも、私たちには次のような疑問も浮かびます。

  • いや、そうは言っても私にはそんな資格はないと思うし、たぶん幸せになれないと思う。
  • 害のある他人をそのまま放置していれば、何をしでかすかわかったものじゃない。私(たち)がコントロールするしかない。

こういう考え方になってしまうのも、私たちにとって自然なこと。でもこれを解決できる方法も、エイブラハムは提案してくれました。

意味を2つに分けて、さらに詳しく見ていきましょう。

①自分を許容し可能にしよう

何か望みがあっても「私には無理だろうな」「できっこないよな」「あなたには無理だと言われた」など、自分の可能性を信じることができずにいるかもしれません。

しかし、自分という存在はむやみに規制されたり可能性を限定されることはなく、思うままの現実を望み、求めてもよいのだ、というのがこの意味です。

思い通りになんでも好きなことを実現していて、常に楽しいことばかりに満ち溢れていたら、素晴らしい人生のはず。なのに自分がそうではないのはなぜでしょうか?実力がないから?魅力がないから?運がないから?

……引き寄せの法則なら、こう答えるでしょう。

あなたがそう考えているから。

自分の感情と過去の経験に縛られ、何かの理由を根拠にして、テコでもそこを動こうとしないのはあなた自身です。

「自分がそう考えるから、悲しい現実の中にいる」「自分がそう考えるから、苦しい現実の中にいる」「自分がそう考えるから、哀れな現実の中にいる」……この考え方を受け入れる必要があります。とても厳しいですね。

でも自分の不幸の原因を、コントロールできない何かのせいにし続けているということは、自分の人生のコントローラーを放り投げているようなもの。

「さあ、どうぞ、私の人生をプレイしてください」と言って、自分の人生ゲームを気に入らない誰かや、よく知らない事情に明け渡してしまっているのですから、ぜんぜん楽しくありません。

しかし、あなたの思考はだいたいあなたのものです。あなたが考えたいと思うことは考えられるし、体と同じようにコントロールできるはず

私たちは今の状況が何であれ、可能性を認めていることはできるのです。

適当な理由や過去の経験を持ち出して、可能性を限定している(自分を許容・可能にしていない)のは自分だということに気づき、我らが思考のもとに運命のコントローラーを取り戻しましょう。

②他者(環境)を許容し可能にしよう

世界は多様であり、人もまたさまざま。自分の近くにいる人と必ずしも分かり合えるとは限りません。

他人とのかかわりの中で「ひどいことを言われた」「ひどいことをされた」と言って考えたり愚痴ったりするのではなく、それをきっかけに自分の望みに気づき、望むことだけに注意を向けて、喜びや心地よさを感じていけばいい、というのがポイントです。

それは全面的な自由を得ることだ。望まない経験を一切しない自由であり、自分が賛成しない経験へのネガティブな対応を一切しない自由だ。

同書 p.215

自分を許容し可能にしたという人がいれば、その人は自分の理想をなんでも実現できます。

そんな人は、他人のやることをわざわざ否定したり、縛りつけたりしません。不満があるなら、何が望みなのかを明らかにしてその実現に注意を払い続けるからです。とても創造的な在り方で、周囲から見ても魅力的な存在ですね。

他者を許容し可能にするというのは在るがままの他者や状況・環境をみとめるということ。このように生きられる人が、まさに冒頭で引用した「許容し可能にする者」なのです。

この本はわかりやすいかも↓

まとめ

この記事で、許容し可能にする術を少しでも理解するのに役立てばうれしいです。

この概念の解説は、エスター・ヒックス,ジェリー・ヒックス(2007)『エイブラハムとの対話』(吉田利子訳)SBクリエイティブ に則っています。エイブラハムの語り口は媒体によって若干ずつ異なっていることを断っておかなければなりません。

たとえば『実践 引き寄せの法則』(SBクリエイティブ)では「許容し可能にする法則」と紹介され、願望と波動的に一致していれば川の流れを下るように自ずと願望が実現する、と説かれていて意味にズレがあります。この点についてはご容赦ください。

エイブラハムを理解するうえで欠かすことのできない許容し可能にする術を自分に馴染ませることができたなら、きっと素晴らしい人生の幕開けになるはず。自分もみんなも許容し可能(レリゴー)して、素敵な引き寄せライフを送っていきましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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