引き寄せの法則のマイケル・J・ロオジエってだれ?【著者紹介】
引き寄せの法則のマイケル・J・ロオジエって誰だかご存知ですか?
黄色い文庫本の『引き寄せの法則』。直球なタイトルで本屋でもAmazonでも割と目に付くことが多い本書ですが、ロンダ・バーンでもエイブラハムでもないのに世界中で大ヒットしたのです。
30以上の言語に翻訳され、日本でも文庫化される人気書籍なわけですが、生みの親・ロオジエはカナダ人。エイブラハムに感化されながら独自の思想を展開した彼は、いったいどんな人物なのでしょう?
今回は引き寄せの法則の提唱者の一人、マイケル・J・ロオジエを掘り下げて見ていくことにしましょう!
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ロオジエさんの概要
≪ 出典:https://audiobookstore.com ≫
ロオジエは、ニューブランズウィック州出身で、ブリティッシュ・コロンビア州在住のカナダ人です。トレーナーとしてセミナーを開いたり、講演活動やテレビ・ラジオなどのメディアにも出演しているようですね。
彼の活動で最も広く知られているのが、著書『Law of Attraction』です。
彼の本は2003年にリリースされて以来、180万部以上を売り上げ、34の言語に翻訳されています。日本語の書籍としては2007年に講談社から『引き寄せの法則』(石井裕之氏監修)というタイトルで発売され、2012年には文庫化されました。
また、NLP(神経言語プログラミング)関連の書籍『Law of Connection』を出版しているようですね。セミナー活動にも積極的で、引き寄せはもちろんブラッドレイ・ネルソン提唱のEmotion Codeのセミナーも開いています(会場はカナダです)。
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ロオジエの活動は1990年から始まった
そもそも引き寄せの法則の中でもっとも知られるのが、エスター・ヒックス(1948~)によるエイブラハムの教え。ロオジエもこれに影響された一人です。
彼は1990年から1999年までの間、多くの人と同じようにフルタイムで働いていたのですが、あるときエスター(エイブラハム)の考えに影響を受け、引き寄せの法則について学び始めます。
引き寄せ指導者・スピーカーとして活躍
引き寄せ関連の書籍を探しながら、1995年ごろにはNLPも学んで心に関する洞察を得ていたようです。やがてロオジエは自宅でグループミーティングを開いて、引き寄せの法則に関するテクニックを指導するようになりました。
そして、カナダのビクトリアにあるビジネスコミュニティで引き寄せの法則について話す機会を得ると、彼は徐々に本来の仕事を減らし、最終的にはコーチングやスピーカーとしての活動に専念。
そして2003年に自費出版した引き寄せの法則の本が出版社の目に留まって、そこから大ヒットし、現在に続く成功を収めました。
彼の書籍『引き寄せの法則』(講談社文庫)を読むとわかりますが、エイブラハムの影響を受けながらもスピリチュアル色は比較的抑えられていて、実践的な内容になっているのが特徴です。
そのため、彼の引き寄せの書籍は、販売会社・ネットワークマーケティング企業・不動産業者などの法人でも利用されているようです。
どんな引き寄せを提唱しているの?
ここでは、彼の考え方に少しだけ触れていきましょう。
世界観について
ポジティブな波動とネガティブな波動(vibration)が存在していて、自分の持つ気分に応じて、その力が周囲に伝播する、という世界観を提唱し、注意や意識を向けたものが引き寄せられると説いています。(これはエイブラハムとおなじですね)
ネガティブな感情にとどまるなら好ましくない出来事が実現してしまい、良い気分に調和するなら、好ましい出来事が引き寄せられてくると教えてくれます。
方法:言葉で願いを叶える
私たちはふだん何が嫌なのか、なぜ好ましくないのかについて考え続けてしまいがち。だからまずは「嫌なことは何か」を書き出す作業から始めるように勧めてくれています(対極リスト)。
リストを眺めながら「じゃあ嫌なことはわかったから、望みは何なんだろう?」と引き続いて望みを書き出していく流れに。アファメーション(宣言)を巧みに利用して、自分の否定的な考え方・抵抗などを取り除きながら固定観念を修正し、願望に注意を向けていきます。
実践とスピのバランスが取れているのが魅力のロオジエ。心のコントロールも具体的に提案していて、特にアファメーションに関してはいろいろな観点から書いてくれているので、ぜひチェックしておきたいところですね。
彼の本の紹介記事はこちら↓
エイブラハムも気になる方はこちら↓
参考文献・URL
マイケル・J・ロオジエ(2012)『引き寄せの法則』 (石井裕之監修) 講談社文庫
Michael Losier Law Of Attraction Guru&Emotion Code Practitioner.
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