【引き寄せの法則】行動って必要なの?望みを叶えるために知っておきたいこと!

 

行動 努力 引き寄せの法則

夢を叶える?なら、行動だ!気合いだ!筋トレだ!

行動しなければ現実は変えられないぞ?頑張れば夢は叶うんだ!

……本当にそうなんでしょうか?馬車馬のごとく頑張って行動して努力して。これで報われなかった人はどうすればいいのでしょうね?

私たちはそろそろ理解しなければなりません。自分を置き去りにして、やみくもに行動しても何も変わることはないという"現実"を。頑張ればその分だけ報われる?いえいえ。むしろ頑張らなくても成果は出せるし、ときに行動は願望実現の邪魔にさえなるのです。

とは言え、正直なところ、行動を起こすべきなのか、無努力で思い描くだけにとどめるべきなのか、いつも迷ってしまいませんか?(いつも賛否両論ありますね。)

そこで今回の記事では、現実化における「行動の是非」について話してみようと思います。

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そもそも"行動"って何?

ここでは、次のように定義しておきましょう。

【願望の実現を直接引き起こす、原因やきっかけになるような実際的で意識的・自発的な行為】

たとえばお金が欲しければ新しい仕事を探す、というのはまさに"行動"です。また、痩せるためにちょっとジョギングを頑張ってみよう、筋トレを始めてみよう、というような当たり前のレベルの行為を指します。現実的で実現度の高い行為を選ぶのは当たり前ですね。

逆に、大金持ちになるために生真面目に宝くじを買うとか、恋人獲得のためにパンをくわえて角を曲がってみるとか、そういう行動はあまり選ばれません。これらの行動は(一般的に)実現する可能性が低いからです。

目的達成のための「行動」の定義の中にはこのような不確実性の残る方法は含みません。

そうすると行動とは「努力」とほぼ同じ意味になることがわかります。

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引き寄せの法則で、行動はどう考えられてきたの?

話し合う

行動すべきか否か、それを主張するグループを3つに分けて理解していきます。簡単にご紹介していきましょう。

  • 今回参考にした提唱者
    エイブラハム(ヒックス夫妻)、ロンダ・バーン、パム・グラウト、奥平亜美衣、ジョセフ・マーフィ、ネヴィル・ゴダード、ウィリアム・ウォーカー・アトキンソン、ロバート・コリアー、ジェームズ・アレンなど(順不同)

引き寄せは幸福志向で無努力・無行動を奨める

近年の引き寄せブームのルーツはエイブラハム(ヒックス夫妻)だとされています。彼らは関心や注意を向けたものが創造されると考えるため、行動することをとくに勧めていません。

これを大きく広めたロンダ・バーンも、宇宙の法則や愛のパワーが自分の願いを叶えてくれるから、無努力・無行動を強調します。スピリチュアル色の強いパム・グラウト奥平亜美衣さんもこちらに分類されます。

「引き寄せ」は女性提唱者が多く、また女性的な印象をもつ思想。偉大な仕事を成し遂げて人生で成功するというより、日常に生じる願望を叶え、幸福であろうとする傾向が強いのが特徴です。

ニューソートは達成志向で努力・行動を奨める

引き寄せの法則の源流である19世紀に始まるニューソート。時代を下ってビジネス書との親和性が高くなり始めると、「努力と行動」を重視します。ロバート・コリアーのように努力して勝ち残るという考え方を持っている人も珍しくありません。

男性提唱者が多く、偉業を成し遂げることや社会的な成功を願望にする傾向があります

マーフィーやネヴィルは祈り・眠りを重視し、行動を奨めない

ニューソートの中でもスピリチュアル色の強いジョセフ・マーフィーネヴィル・ゴダードは、潜在意識や神の導きによって願望が実現すると考えます。マーフィーは主にアファメーションで、ネヴィルはイメージングによってマインド中心に願望実現を勧めました。

眠りや祈りというリラックス状態から願望実現をスタートさせるため、ときに願望実現のための努力を否定することも。自分自身の心の世界を中心に据えた世界観を提唱し、行動することで目的達成することを奨めることもありませんでした。

……さて、願望を実現していくのに、無努力によるアプローチはとても魅力的なもの。元気な人はともかく、現実に打ち負かされたり、自分が信じることができない人にはとてもやさしい思想なのです。

自分の心(マインド)から願望実現を始めるというのは、けっして非現実的なことではありません。

でも、願いを叶えるのに行動や努力をしてはいけないのでしょうか?そのあたりを詳しく掘り下げていきましょう。

こじらせてない?"行動しない主義者"

こじらせる女子

心で思い描くだけで願望実現できる、引き寄せられる。そこから考えが行き過ぎて「行動してはダメ」と思い込んでいる人はいませんか?行動しないこと。ここでは、その真偽について考えましょう。

”行動しない”という罠

引き寄せの法則や現実化は思い描けば現実に創造されることを強調するため”スピリチュアル”が行き過ぎて現実を無視し始めます。

たとえば医学の力を借りずにマインドの力だけで病気を治せると考え、命を落としてしまった著名人の話を聞いたことがあるかもしれません。

マインドだけで願望実現でき、世にある物質・物理の法則を知らなくてよいのなら、科学も医学も必要なくシャーマニズムだけでよかったはず。しかし現実(という結果)はそうではありませんでした。

願望実現のために行動しないぞ、と考え方が偏り過ぎると、現実生活に好ましくない影響を及ぼすことになります。そしてこれは現実化実践者が陥りがちな罠なのです。2つの事例を見ていきましょう。

病院で待合時間を減らしたい?

どこで読んだのか忘れましたが、誰かが次のような質問をしていました。

「私は病院での待ち時間が本当に辛くて困っています。待ち時間を減らすために、すぐに病院での診察を終わらせられるような状況を引き寄せたいのですが、アファメーションをしたり、イメージを心に描いていればいいのでしょうか?」

この質問者の気持ちはよくわかりますよね。病院は待ち時間が長すぎて、検査や診察や投薬はおまけみたいな気さえしてきます。

でも、残念ながらこの質問者は引き寄せをこじらせているのではないかと、私は思います。そもそも待ち時間を避けるために引き寄せするというのは変な話。

病院の受付や先生に「いつなら空いてますか?」と聞いたり、近くにほかの病院がないか探して見つければそれで解決するかもしれないのですから。

そもそも「待つ時間を減らす状況を引き寄せる」というは小さすぎる願い。むしろ「病院に行く必要のない健康な体」を引き寄せるのはどうでしょう?そうすれば待ち時間は0、往復時間も0、病院代も0、体も元気になってハッピーになれるのですから。

パンが無ければパン屋に行けばいいじゃない

行動したほうが早いこともあります。好きなパンが近所に売っているなら、そのパン屋に行けばいいわけです。引き寄せなんかを始めるとアファメーションやビジュアライゼーションで解決しなければならないと思い込んでいませんか?

  • 私はパンを食べている。私はこのパンが大好き!本当に素晴らしい!
  • 私はあのパンを食べることを望む。そのパンは今まさに手元にある(と想像する)。ありがとう!

これが、アファメーションに値するのでしょうか?口の中で頬張っているイメージングを行いますか?もちろんそうしてから食べるパンの味は格別かもしれません。しかし、パンを食べたいのであればパン屋に行けばいいのです。異論は認めません。

いつでもイメージングやアファメーションが必要なわけではありません。

※コーヒーを引き寄せる?

ロンダ・バーンの本の中では、コーヒーを引き寄せるというくだりがあります。

これは遊びや実験としてやるのは面白いですが、コーヒーはコンビニ・自販機・ス〇バ、どこででも買えます。会社のコーヒーサーバーからも出てきます。自分で淹れましょう。受け身である必要はないのです。

”行動”は願いのアシスト

サッカーする

自分の理想を思い描き、それに幸福を感じることは、実現後の幸福をも同時に約束してくれる素晴らしい方法。行動はそれに伴う結果であり、プロセスの一部であり、願望実現のアシスト役として機能してくれます。

現代の引き寄せの法則に通じる思想書を数多く執筆したウィリアム・W・アトキンソンは次のように言いました。

Action follows as the natural result of vigorous thinking. You think in earnest, and action does the rest.(行動というものは、生き生きとした思考に結果として伴うものです。まずは熱心に思考しましょう。残りの部分を行動がやってくれます)

Thought-Force In Business and Everyday Life.

思考することが重要だというのはこの領域の人たちは口をそろえます。一方で行動は直接現象に働きかけるわけですから、決して無価値ではありません。一般的な願望実現ではまず願うこと、思い描くこと。それに引き続いて行動が伴うのだ、ということは覚えておきたいですね。

まとめと結論

引き寄せや現実化は、ふつうは信じられない奇跡的なラッキーを引き起こすことをいつも考えていて、それこそが願望実現のプロセスの中核になっています。

ハッピーでワクワクする毎日を送るために「引き寄せ」「リアライゼーション」を活用する考え方は不可欠と言っていいでしょう。

私たちの愛すべき世間が言うところの常識とかいうものを一見無視しているようにも見えますが、引き寄せはその常識がうっかり見落とした半面をちゃんと補ってくれているのです。

そして「行動すべきなの?」というこの記事でのテーマに対する最後の結論として、私は“行動してもよい"と結論します。行動するorしない、そのどちらかではありません。

そもそも私たちがどんな行動をとるかは私たちの自由。引き寄せの法則は願望実現に引き換えて、行動を制限するものではありません。

良くないのは「とりあえず行動しよう」というスタンス。何も考えずに行動するということはとりあえずの現状打破には使えますが、場当たり的な行動を願望実現とは呼びません。

もし願いが曖昧なままだと何が理想だったのか、何を求めていたのかわからないまま進むことに。状況に流されることは避けられず、何かを手に入れてもそれが本当に欲しかったものなのかもわからなくなります。

「願望が明確であること」や「すでに実現していると感じられること」はとても大切なこと。願いを叶えるのなら、まずは願望をしっかり持ち、そしてそれを心地よく感じて楽しむこと。そして行動することも認めてあげると、願望実現が加速するのではないでしょうか。

参考文献・URL

William.W.Atkinson(1900)Thought-Force In Business and Everyday Life.

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